「医療費48兆円!財布が泣く前に“健康アボイド”」

厚労省が発表した「令和6年度 概算医療費」のニュースを、わかりやすく、まとめてみました。


アボイドの呼吸|医療費48兆円って、どんだけ〜!?

1. 日本の医療費がまた過去最高

厚生労働省が「令和6年度の医療費」を発表しました。
その額、48兆円。去年より7,000億円も増えて、4年連続で過去最高です。

48兆円って言われてもピンとこないかもしれません。
例えるなら、ドラゴンボールの「戦闘力53万」みたいなもので、もう想像の枠を超えてる数字です。
「そんなに使って大丈夫?財布破れない?」って心配になりますよね。


2. 高齢者が医療費の主役に

特に目立つのは、75歳以上のお年寄りの医療費が全体の4割を超えたこと。
つまり、10人のうち4人分のお金が高齢者医療に使われている計算です。

学校で例えるなら、学級費の半分近くを「給食のおじいちゃん先生のおやつ代」に使ってる感じ。
もちろん必要なことなんですが、「これからもっと増えるよね…」と考えるとゾッとします。


3. コロナが去って伸びは鈍化

医療費の増え方(伸び率)は去年よりゆるやかになりました。
なぜかというと、コロナ特例(診療に特別なお金がつくルール)が終わったからです。

でも油断は禁物。マイコプラズマなどの感染症はまだ流行しているので、医療費はジワジワ伸び続けています。
ゲームで言うと「ラスボスは倒したけど、雑魚敵の数がやたら多い」みたいな状況です。


4. 1人あたりの医療費も増えている

・1人あたり医療費は38万8,000円
・1日あたり医療費は1万9,300円

つまり「風邪ひいて1日病院に行ったら、給食費半年分が飛んでる」イメージです。
もちろん本人が全額払うわけじゃなく保険でカバーされますが、国のお財布は確実にダメージを受けています。


5. 被用者保険 vs 国民健康保険

・会社員などが入る被用者保険:1人あたり約20万円
・自営業やフリーランスが多い国保:1人あたり約40万円

国保の人は会社員の約2倍の医療費がかかっていることになります。
これは「部活の遠征費、吹奏楽部が1万円なのに、サッカー部は2万円」みたいなアンバランス。
体力や生活習慣の差も関係しているのでしょう。


6. 歯科・薬・訪問看護もジワジワ増

・歯医者さん:3.4兆円(虫歯は国を動かす!)
・薬代:8.4兆円(ジェネリック普及でコスト削減中)
・訪問看護:0.72兆円(高齢化で大幅増)

特にジェネリック(後発薬)の使用は90%を超えて、ほぼ「みんな安い薬でOK!」という時代に突入しました。
でも薬代は全体でまだ8兆円超え。薬の力は絶大です。


7. 小児科は大幅減

小児科の医療費はなんと18%減少
理由は「コロナが減って、子どもの受診が減ったから」。

これを学校に例えるなら「インフルが流行らなかったから、保健室の布団がガラ空き」みたいな状態です。
親としてはホッとしますが、病院経営としては大変です。


まとめ|医療費は「避けられない出費」

日本の医療費は、

  • 全体で48兆円
  • 高齢者で4割超
  • 1人平均38万円

と、とにかく大きく膨らみ続けています。

でもこれは「誰かがズルしている」わけではなく、みんなが生きていく上で必要なお金。
だからこそ、私たち一人ひとりにできることはシンプル。

「健康を崩さない=医療費をアボイドする」

・歩く
・食べすぎない
・寝る
・ストレスを避ける

これだけでも国の財布に優しいし、自分も楽しく生きられます。
今日もアボイドの呼吸で、未来の医療費をちょっぴり減らしましょう。