🏥【リフィル処方箋って何?】毎月の通院、実は減らせるかもしれません。
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🍵 こんな“もったいない通院”、していませんか?
「血圧の薬、いつものやつください」
「はい、また来月来てくださいね」
そんな会話、もう何年も繰り返していませんか?
「待ち時間が長い」「診察は5分」「でも毎月行かないと薬がもらえない」――。
それ、リフィル処方箋を使えば、もしかしたら2〜3か月に1回の通院で済むかもしれません。
今回は、まだあまり知られていない「リフィル処方箋」について、使い方やメリット・注意点をやさしく解説します。
🧾 リフィル処方箋とは?|同じ薬を“繰り返し”もらえる制度
リフィル処方箋とは、医師の指示のもと、一定期間・回数内で繰り返し使える処方箋のことです。
- 通常の処方箋:1回限り、発行日から4日以内に使う
- リフィル処方箋:最大3回分まで使える(1回+あと2回、合計3回まで)
つまり、1回の診察で最大3か月分の薬がもらえる可能性があるということです。
🩺 どんなときに使えるの?|生活習慣病など“症状が安定している”方におすすめ
リフィル処方箋が使えるのは、主に次のようなケースです。
対象となる病気 | 理由 |
---|---|
高血圧・高脂血症・糖尿病などの生活習慣病 | 症状が安定しやすく、定期的に同じ薬を使うことが多い |
花粉症や便秘、軽い喘息 | 長期間の継続的治療が前提 |
皮膚炎やアレルギーなど | 慢性疾患で定期的な薬が必要な場合 |
📝ただし、以下のような方は使えません:
- 症状が変わりやすい(急性の病気)
- 投薬の調整が必要な状態
- 医師が「診察が毎回必要」と判断した場合
🧸 たとえ話でスッキリ解説!
リフィル処方箋は、「回数券の処方箋」と思ってください。
🐻❄️くまのタケシさん(55歳・会社員)
高血圧の薬を毎月もらいに病院へ。でも忙しくて「また来月もこの5分のために?」と内心ゲンナリ。
💡ある日、かかりつけ医から「リフィル処方箋にしますか?」と提案され、3か月に1回の通院でOKに!
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1回目の診察でリフィル処方箋を発行 → 2回分は薬局で再発行なしに調剤OK
💸 金銭面でもおトク?
通常処方:
- 毎月:診察代+処方箋料+調剤料
リフィル処方:
- 通院は3か月に1回でOK(診察代や処方箋料が年4回に)
- ただし、薬局で毎回調剤料はかかる
📌例:年間の診察回数を12回→4回にできた場合
最大で年間約5,000〜10,000円の節約になるケースもあります。
⚠️ 注意点と落とし穴|「自分で管理」がカギ
- 処方薬が足りなくなる前に薬局に行く必要あり
- 毎回、薬局で体調チェックがある(薬剤師の服薬指導も重要)
- 症状に変化があったら、医師に相談するタイミングが遅れる可能性も
📌薬局では「この薬は合っていますか?副作用ないですか?」など確認されます。
🏃♀️ まとめ|“知らなきゃ損”のリフィル制度、まずは相談を
リフィル処方箋は、通院の負担や医療費を減らせる可能性のある仕組みです。
でも、誰にでも使えるわけではなく、医師と薬剤師の連携+患者の自己管理が求められます。
🌈 今できるアクション:「この薬、リフィルできますか?」と聞いてみよう
「いつもの薬、これリフィルにできませんか?」
そんな一言から、あなたの生活がグッとラクになるかもしれません。
📌制度は2022年4月からスタートしているのに、まだまだ利用者は少ないのが現状です。
まずは、かかりつけの医師や薬剤師に相談してみる。それが、健康管理と家計のWサポートになる第一歩です。