診療報酬と賃金物価の上昇はどうなる?日本医師会・松本会長の発言をシンプルに解説
🐼ヘルスケアとお金に関わる難しいことをシンプルに解説します。
おはようございます☀️ももんがパピです。今日もヘルスケアやお金に関するニュースをわかりやすく解説して、読者の皆様方のヘルスリテラシー向上にお役に立てれば幸いです。
Contents
🩷今日のテーマに込めた想い
今日のテーマは、医療の中でも特に「お金の根っこ」に関わる診療報酬のお話です。
診療報酬と聞くと、一見“医療機関や政治の問題”のように見えるかもしれません。
でも実は、診療報酬は あなたの医療費・病院の経営・地域医療の持続性 にダイレクトに関わる生命線です。
例えるなら、
診療報酬は「医療のガソリン代」。
ガソリン代が急に2倍になったのに、給油の値段が上がらなければ、車(=医療機関)は走れなくなります。
今回の日医・松本会長は「どのタイミングでガソリン代を補給するのか」を語りました。
その内容は、医療の未来と家計の安心を考えるうえで大切な内容です。
「小学生でもわかる比喩」で包みつつ、今日も優しく解説していきます。
3つの要点
賃金・物価は「その年の分を、その年に上乗せ」するのが現実的
●簡単にいうと
医療の物価と賃金が毎年上がるので、診療報酬も毎年ちゃんと“その年の分を加算しよう”という考えです。
●なぜそうなる?(背景)
従来は2年分まとめて改定していましたが、
・2年先の物価が読めない
・電気代、材料費、人件費が常に変動している
→ まとめて調整するのは危険
●なぜ読者に大切か
近所の医院が赤字で閉院したら、あなたの生活はどう変わるでしょうか?
結果的に“待ち時間の増加・アクセス低下”を招きます。
だから「単年度で確実に上げる」というのは、実は生活者にとってもメリットなのです。
診療所4割・病院7割が赤字。だから「財源の上乗せ」が必須
●簡単にいうと
いま医療機関が赤字の嵐。だから“新しいお金”が必要という話。
●背景
医療機関は
・医薬品
・材料
・光熱費
・人件費
すべてが上がっているのに収入(診療報酬)が据え置き。
赤字で踏ん張っている状態です。
松本会長は強く指摘します。
「赤字の診療所から赤字の病院へ財源を移しても、地域医療は崩壊するだけ」
つまり、どちらも限界ギリギリ。
●なぜあなたに大切?
これは「病院が潰れる」という話ではなく、
“医療が届きにくくなる未来が迫っている” ということ。
お金の上乗せは、地域医療を守るための“最低限の防波堤”なのです。
補正予算は「止血」。本番は26年度改定で“根治治療”へ
●簡単にいうと
補正予算は応急処置。
本番は「26年度診療報酬改定」でしっかり治す必要があります。
●背景
医療機関はまさに大量出血状態。
補正予算が点滴のように必要ですが、それだけでは回復しません。
松本会長の言葉:
「補正予算は止血。本当に必要なのは26年度での根治療法。」
●なぜ読者に大切か
もし止血だけで終われば、
・医療スタッフの離職
・夜間救急の縮小
・地域医療の空洞化
といった影響が家計・暮らしに波及します。
医療を維持するには、単なる補正では足りないのです。
こんなニュースをわかりやすく解説します 2025年11月27日
結論
- 医療機関の赤字は深刻で、地域医療の維持が危機的
- 診療報酬は「単年度の物価・賃金を確実に反映」する方向
- 補正予算はあくまで応急処置
- 本番は2026年度診療報酬改定での“根治策”
- 医療と家計の未来を守るため、基本診療料の強化が鍵
ニュース解説
今回の日医・松本会長の主張は、次の3つに整理できます。
① 診療報酬の改定を「年次性」で考える
物価が年2〜3%で上昇する中、2年ごとの調整では間に合わない。
② 基本診療料の上乗せを最優先
初診料・再診料・入院基本料が医療費の“基礎体力”。
ここを上げないと現場は持たない。
③ 補正予算は過去の穴埋め
未来に向けた投資ではなく、あくまで不足分の補填。
本来の診療報酬引き上げが必要。
この3つが柱です。
生活者目線のわかりやすい例
例え話は「町のクリニックはパン屋さん」だとイメージしやすいです。
🍞【パン屋さんに置き換えると?】
・小麦が値上がり
・バターも値上がり
・電気代も上がる
・アルバイトの時給も上げないと人が来ない
でもパンの値段だけ据え置き。
→ パン屋さんは赤字
→ 3年持つかどうか
→ 町からパン屋さんが消える
医療もこれと同じ構造です。
違うのは、医療が「絶対に必要なインフラ」だということ。
パンダ君🐼&ハムスターちゃん🐹の会話
🐼「ハムちゃん、診療所の4割が赤字って本当?」
🐹「本当だよパンダ君…しかも病院は7割が赤字なんだって。」
🐼「え、7割って逆に“黒字の方が珍しい”レベルじゃん!」
🐹「そうなの。光熱費も材料費も全部上がってるのに、診療報酬が追いついてないんだよ。」
🐼「じゃあ今回の“単年度で賃金・物価を上乗せ”って大事?」
🐹「うん。毎年かかった分を毎年補うっていう“現実的な治療法”だよ。」
🐼「補正予算は?」
🐹「止血みたいなもの。本当に治すのは26年度改定なんだって。」
🐼「医療を守るって、病院だけの問題じゃなくて、僕たちの生活の問題でもあるんだね。」
🐹「そういうこと。医療は“あって当たり前”じゃないんだよ。」
医療とお金の仕組み(制度解説)
🔍1. 診療報酬とは?
医療の値段を国が決めている仕組み。
1点=10円で計算される。
🔍2. 基本診療料とは?
医療のベース。
・初診料
・再診料
・入院基本料
ここが上がると医療機関全体の体力が回復しやすい。
🔍3. ベースアップ評価料の限界
いまある賃上げ目的の加算は職種が限定されており「使いにくい」。
🔍4. “毎年改定”の方向性
公式には「必ず毎年改定」とは言わない。
けれど物価上昇が続く限り、結果的に“毎年の調整”が必要となる。
今日のテーマまとめ
- 賃金・物価の上昇を診療報酬に毎年反映する方向
- 赤字の診療所4割・病院7割は危機的状況
- 補正予算はあくまで止血
- 医療を守るには基本診療料の上乗せが必須
- 医療は“生活インフラ”であり、あなたの暮らしに直結
未来につながる行動ポイント
① 医療ニュースを日常的にチェック
未来の医療アクセスを守る第一歩。
② かかりつけ医を持つ
無駄な受診を避け、医療機関の負担軽減につながる。
③ 医療制度とお金の知識を家計に活かす
医療費・保険料の議論は今後ますます重要になります。
【引用元】
また、本記事の引用元は以下になっております。
・タイトル:日医・松本会長 26年度改定で賃金物価は単年度分上乗せが「現実的」
・URL:https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=79372&ex251127e

