【家事で脳を守る】家事をしない人は認知症リスクが高い?65歳以上1万人調査が示した“脳トレ効果”とは
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🐼ヘルスケアとお金に関わる難しいことをシンプルに解説します
おはようございます☀️ももんがパピです。今日もヘルスケアやお金に関するニュースをわかりやすく解説して、読者の皆様方のヘルスリテラシー向上にお役に立てれば幸いです。
🩷今日のテーマに込めた想い
今日のテーマは、「家事をしない人は認知症リスクが高い?」というニュースです。
最近、“脳を若く保つコツ”みたいな情報をよく見かけますよね。でも、運動や食事だけでなく、「家事」まで関係あるってちょっと意外じゃありませんか?
家事って、一見ただの「めんどうな日常作業」に見えます。でも実は、**体を動かし、考え、段取りを組む“総合的な脳トレ”**でもあるのです。
今回の研究はアメリカのカリフォルニア大学が10年間追跡したもので、「家事をする頻度が高い人は、認知症のリスクが低い」という結果を示しています。
つまり――
“掃除”も“料理”も、“皿洗い”さえも、脳の健康貯金になる。
そんな希望を感じるニュースなんです。
家事を通して「生活リズムを保つこと」が、老後の医療費や介護費にも影響していく――
今日はそのあたりを、パンダ君とハムスターちゃんの会話を交えて、わかりやすく解説しますね。
✅3つの要点
✅①「家事」は“日常にある最強の脳トレ”
家事には、動作・判断・記憶の要素がギュッと詰まっています。たとえば「洗濯物を干す」だけでも、順番を考え、体を動かし、バランスを取る。脳と体を一緒に使う活動です。だからこそ、習慣的に続けることが認知機能の維持につながるのです。
✅②「やらない時期」が続くと、脳は“サボり癖”を覚える
今回の研究では「家事をずっとしている人」や「途中からやり始めた人」は認知機能の低下が少なかった一方で、「家事をやめた人」や「ずっとやらない人」は低下が進んでいました。脳も筋肉と同じで、“使わないと衰える”ということですね。
✅③「ちょっとの家事でもOK」から始めよう
大切なのは、“完璧な家事”ではなく“関わり続けること”。掃除機をかける、テーブルを拭く、野菜を切る――それだけでも脳への刺激になります。介護や健康寿命の観点から見ても、「動く生活」を続けることが、最もコスパの良い健康投資です。
📰こんなニュースをわかりやすく解説します
(2025年10月6日付/ケアネット)
アメリカ・カリフォルニア大学の研究チームが、65歳以上の8,141人を対象に10年間追跡調査を行いました。
家事の頻度を「一貫して高い」「低→高」「高→低」「一貫して低い」の4つに分け、認知機能のスコアを比較した結果――
👩🔬「高から低」「一貫して低い」人は、認知機能の低下が有意に大きかった。
👨🔬「低から高」または「一貫して高い」人では、低下の差がほとんどなかった。
つまり、“途中からでも家事を始めた人”の脳は、しっかり回復力を見せたというわけです。
🧹パンダ君とハムスターちゃんの「家事×脳トレ」会話劇
🌸シーン:休日の昼下がり、リビングにて
ハムスターちゃんが掃除機をかけながらぼやいている。
ハムスターちゃん:「はぁ〜、またパンダ君はソファでゴロゴロ。私が掃除してるのに〜。」
パンダ君:「いやいや、ぼくは“考える家事”をしてるの。どうすれば掃除を効率化できるかをシミュレーション中!」
ハムスターちゃん:「シミュレーションだけしても床はピカピカにならないよ!」
パンダ君:「……でもさ、家事って、そんなに脳にいいの?」
ハムスターちゃん:「ある研究によるとね、家事をしない人は認知症のリスクが高くなるんだって。10年間追跡したデータがあるのよ!」
パンダ君:「マジで!? それ、ゲームよりも脳トレ効果あるってこと?」
ハムスターちゃん:「そう!洗濯物を干すとき、手を動かしながら順番を考えるでしょ?脳の“前頭葉”と“海馬”が活発になるの。料理だって、火加減を見ながら味見して、調味料の順番を覚える――もう立派なマルチタスク訓練!」
パンダ君:「なるほど、家事って“日常のジム”みたいなもんだね。」
ハムスターちゃん:「そうそう、脳と体の両方を動かす“最強のリハビリ”。しかも無料!」
🧠シーン2:夜、ニュースを見ながら
パンダ君:「ねぇハムちゃん、じゃあ、ずっと家事してる人はボケにくいの?」
ハムスターちゃん:「うん、“一貫して家事をしてる人”ほど認知機能の低下が遅いって結果が出てるの。でも、途中から始めても大丈夫なんだって!」
パンダ君:「途中からでも!? それは希望あるね。」
ハムスターちゃん:「でしょ?つまり、“今からでも遅くない”の。」
パンダ君:「……うん、じゃあ明日から僕、朝の皿洗い担当する!」
ハムスターちゃん:「え、ほんと?奇跡!」
パンダ君:「ただし、洗剤のキャップを回すのは手首トレーニングとしてハムちゃんに任せようかな。」
ハムスターちゃん:「それサボりでしょ!」
💡シーン3:次の週末、スーパーにて
パンダ君:「最近さ、皿洗いしてると頭がスッキリするんだよね。これが“認知トレーニング効果”かな?」
ハムスターちゃん:「ふふ、やるじゃない。パンダ君の脳もピカピカだね。」
パンダ君:「あと、節約にもなってる気がする。家で食器を使うぶん、外食減ってお金も浮いてるし。」
ハムスターちゃん:「そうなの!“家事=健康×お金のダブル効果”なのよ。」
💬まとめ:家事は“未来への投資”
家事って、たしかに面倒です。
でも、やればやるほど「脳が若返る」「医療費が減る」「生活リズムが整う」という3つの効果があります。
つまり、
💡家事=“無料の脳トレ”+“節約の達人術”+“健康寿命の延長”
たとえ小さなことでもいいんです。
・朝、ベッドを整える
・夜、食器を片づける
・週末、掃除機をかける
これを「自分の未来への貯金」と考えれば、やる気も変わります。
今日の一皿洗いが、10年後のあなたの“記憶”を守るかもしれません。
🧾引用元
また、本記事の引用元は以下になっております。
・タイトル:家事をしない人は認知症リスクが高い?米国65歳以上の10年間調査
・URL:https://www.carenet.com/news/general/carenet/61526
